自分じゃないが母親の話。
うちの親父はダメ人間で、パチ〇コばっかして借金を懲りずに何度も何度も作ってた。
母さんも頑張って働いて借金返そうとしたけど、女が働いても利子分くらいしか金は入ってこなかった。
やっと返済できてもすぐ借金作ってくる親父はついに、給料を全部スっちまった。
流石に母さんも激怒し、喧嘩が起こった。
が、俺も学生で金のかかる時期だったから、親父と母さんは父実家に金を借りに頭を下げに行った。
一回電話で大まかに説明すると、ﾄﾒは「あんたらはいっつも盆になると喧嘩するねぇ」と言ったらしく、
母さんはカチンと来て「貴方の息子が馬鹿だったんでしょうね（ﾆｯｺﾘ」と言っていた。
本当は母さんも行かなくてもいいんだが、ｳﾄが恐ろしいから、という理由で母さんも頭を下げに言った。
だが結局親父はまた借金作ってきた。もうダメだと思った母は離婚することを親父と決めた。
そんで、母が父実家に事情を説明しに行った。
俺の弟はついて行ったんだが、俺は行かなかった。めんどくさいし。
んで、母はトメと話ししてたら途中でウトが家に帰ってきたらしい。
ウトも事情聞いて納得した。そしたらウトが
ｳﾄ「子供たちには寂しい思いをさせんのんよ」
母は「は？」と思ったんだと、『私がそんな思いさせるわきゃねぇだろ』と。