月. 11月 25th, 2024
20 :殿堂 2004/06/16(水) 00:52:00 ID:7W/yqY50
去年の今ごろの話
越したばかりの安アパートの部屋で、夜中の2時ごろ、ビデオを見ながら寝転んでいた。
何気なく視線を上げると、テレビの右後ろ側、玄関横の流し台の空けっぱなしの窓から
40歳ぐらいの女性.がこっちを見ていた。
目が合って、わけがわからず思考停止していると、その人が窓越しに話し掛けてきた
「あのー、こちら●●さんのお宅ですか?」
驚きがやや収まり、なんで窓から覗いてんだと思いながら「はァ」と返事をした。
女「こちらにうちの子がお邪魔してますよね」
俺「・・・??」(越したばかりでまだ他人を部屋に入れたことはない)
女「●●さんですよね?5歳ぐらいの男の子がこちらにいらっしゃって・・・」
俺「ええ?・・でも・・・あの」(俺は結婚もしてないし子供もいない)
俺「・・・?間違いじゃないですか?」
女「いえ、こちら●●市●●町2-35-XX XXX荘の203号室の●●さんですよね?」
俺「はい、そうですけど・・・でも・・・」
(越したばかりで親しい友人にさえ住所は教えてない、ましてや子供が訪ねてくるはずなど無い)
女「市役所で住所は調べてきたんですけど」
俺「はァ・・・」(調べて来たんか!!)
女「うちの子、もう2年も帰って来てないんですよ」
俺「は、はァ・・・???」
女「すみません、失礼いたしました・・」
俺「・・・(汗」
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