金. 11月 22nd, 2024
142 :きまぐれ鬼女 2015/02/07(土) 14:54:05 ID:z5w
長文嫌いはスルーして下さい。

父、母、弟の4人家族だけど、実は私だけ血の繋がりがない。
子宝に恵まれなかった両親が子供を諦めて施設から私を引き取ってくれた。
当時の記憶は全くないが、私が2歳の時らしい。
ところがその2年後に弟が生まれた。
母の浮氣とかそんなんじゃないよ。念のためね。
ストレスから解放されて妊娠しやすくなったとか、そういうことなんだろうな。
よく分かんないけど。

小5の時、たまたま母と叔母が話をしてるのを聞いてしまい
自分が養女だってことを知った。
私が友達ともう遊びに出掛けたと思い込んでたらしい。
その流れで「(母)こんな事なら養子を貰うなんて考えなきゃ良かった」
「(叔母)でも私ちゃんのおかげで授かれたのかも知れないよ」
「(母)そうなんだろうけど、やっぱり早まったって思っちゃう」
なんてことも聞こえてきて、目の前が真っ暗になった。
実はそれまでにも父も母も私より弟の方が可愛いんだなって思うことはあった。
でも小さい方に手を掛けるのは当たり前なんだろうと思うことにしていた。
そういうことだったのかと思うと悲しくて悲しくて
近所にある鉄橋の下で思いっきり泣いたの覚えてる。
その後私にとって一番怖かったのは、父と母が本気で私に飽きて
放り出されることだった。
それ以来、母の手伝いをこれでもかってぐらいした。
母はそれを喜んでくれた。
父の方は、仕事から帰ってくると肩叩きをしようとしたら断わられて
「疲れてるんだから寄ってくるな」みたいに言われて
以来なるべく近づかないようにしてた。
弟は可愛かった。
何も知らずに懐いてくれるのが嬉しかった。
そんな感じで表面上はそれまで通りの家族として過ごした。
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