金. 11月 22nd, 2024
14 :鬼女日記 2007/10/07(日) 11:29:02
5年前、新妻の嫁が初めて俺の前に出した飯が
筋も取ってない鶏ささ身の丸焼き(半生)だった。
そんな嫁も、今となっては美味しい角煮を作ってくれるメシウマ嫁だ。
そんな俺の、ダメだしのコツを書いてみる。

頭ごなしに「こんな不味い物食えるか!」と怒るのはダメだった。
これをやってしまうと、ギャクギレーゼ一直線で喧嘩になった。
マズメシは正直腹が立つ。が、一口食べて、心底すまなそうな顔で
「すまん、これは正直美味くない。」
と伝えるのが一番良かった。「とりあえず一口食べてみ。」と嫁にも勧める。
そこで嫁が「そんなことない、美味しい!」と言ったら、
「そうか、嫁の口には美味しいけど俺の口には合わないんだな。
今度から、俺には出来るだけ出さないでくれると嬉しい。」
と言いつつ限界まで食べる。限界まで食べたら
「すまん、頑張って食べてみたけど限界。無駄にしてごめんな。」
と箸を置く。これで二度と出てこなくなった。

嫁も不味い、と言ったら二人で理由を考える。
味付けが濃いんじゃないか、とか変わった調味料を使ったか、とか
下ごしらえを失敗したんじゃないか、とか。俺も自炊した時期があったから、
なんとなく予想が付いたのが有り難かった。
一方的にアレコレ言うんでなく、嫁はどう思う?と問いかけて
これが原因か?と思う理由を嫁が納得したら
「今度からはそこを気をつけて作ったら、美味くなるんじゃないか?」
と言ってマズメシに関する話題終了。この場合は嫁自身が
「美味しくないから食べないで。」と皿を取り上げてくるのでお任せして、
なくなった飯は二人でカップ麺or出来合い買った。
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