金. 11月 22nd, 2024


982 :拝啓、鬼女様 2013/09/08(日) 09:50:57 ID:gdVZmINt
>>981 乙。

中学の時のこと。
数人の友達と下校の途中、何かの用事で校外に出ていたらしい理科の先生が
道路の反対側を向こうから歩いてくるのに気が付いた。
その先生は身長が160cmもなくて小太りの男忄生教師でいつもオドオドした感じ。
授業も分かりにくいし、生徒にはぶっちぎりで不人気だった。
男子生徒にも女子生徒にも馬鹿にされてた。

その先生が信号のところで道路の向こう側からこっちに渡ってきた・・・と思ったら
信号無視の車が物凄いスピードで突っ込んできてドスン!という音と共に
先生を撥ねてそのまま逃走した。
私達みんな、頭の中が真っ白になって足がすくんでしまって
逃走車を確認する余裕なんてなくて、
歩道まで飛ばされて転がってる先生に目が釘付けになっていた。
近くにいた大人が「救急車を呼べー!」って叫んで、人が集まってきて
そこからは友達と抱き合いながらガタガタ震えてた。
幸いなことに先生は足を骨折してたけど命に別状はなかった。
そしてひき逃げ犯はあっさり逮捕された。
なんとその先生、撥ねられて意識がまだあるうちに
逃げていく車のナンバーを頭に刻み込んでから意識を失ったらしいんだな。
で、目覚めてすぐにナンバーをすらすら答えたそうな。

その一件以来、あの先生はやられたことは絶対忘れない、
決して怒らせちゃなんね!と恐れられていた。
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