金. 11月 22nd, 2024
819 :プリンはのみものです。2017/09/03(日) 15:25:10ID:3f4
元妻とは高2のころから付き合い、4年後に結婚した。
俺たちが結婚して1年くらい経った頃、親父が実親から相続した家をリフォームするため業者に依頼した。
業者が現地調査をした結果、土地が結構広いので、建て替えるなら賃貸マンションにすれば良いと提案した。
家賃収入の6割が返済で、残り4割は不労所得になるので、両親はその提案を取り入れた。
ローンの名義人は親父だったが、当時50代半ばだったので、連帯保証人は俺になった。
マンションは無事に竣工したが、工事中に景気が悪化したため、入居者はなかなか埋まらなかった。
それから半年後、親父は体調を崩して入院し、自営の仕事を廃業してしまった。

親父が入院して2週間後、突然妻が実家に帰ってしまった。
そして、義父親から「娘と離婚してくれ」と一方的に言い渡された。
理由は、「莫大な借金を背負わされた君には、とても娘を幸せには出来ない」とのこと。
俺は妻とちゃんと話し合いたいと言ったが、取りつく島もなかった。
それから3か月、妻とは結局最後まで話し合うこともなく、おれは半ば強制的に離婚届のサインをした。
慰謝料の請求は無かった。元妻は、婚姻期間が短かったのと、借金がある俺には支払い能力が無いと思ったからだ。
そんなことよりも、ただただ、早く俺と縁を切りたいようだった。
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By okan777