598 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2010/08/19(木) 22:57:13 ID:z4fJUELW
友達と本屋に入って一緒に本を見ていたら、まだ小学校にも上がってなさそうな
小さな男の子がお母さんに連れられて入ってきた。
その男の子の顔は水疱瘡の痕か何かはわからないけど、顔中に小さなかさぶたがポツポツと
びっしり何十個もあった。ただ、その男の子はとても可愛らしい顔立ちでニコニコ笑っていて、
かさぶたなんかあったって誰の目をも惹きつけるような眩しい明るさを放っている子だった。
ついでに言うとお母さんの方もなかなか見かけないくらいの可愛い人で、これまた
穏やかな笑顔のステキな人だった。
だからオレはその母子を、可愛い母子だなーっ。と見とれてなごんでいた。多分他の
客もそんな感じで母子の事を見ていたと思う。そんな和んだ空気を突然
ぶち壊す一言を友達が言った。「何?この子?顔がボツボツだらけじゃん。きったねー。」
本屋の空気が固まった。オレも固まった。オレは友達と一緒の人だと思われたく
なくて逃げるように店を出る事しかできなかった。
小さな男の子がお母さんに連れられて入ってきた。
その男の子の顔は水疱瘡の痕か何かはわからないけど、顔中に小さなかさぶたがポツポツと
びっしり何十個もあった。ただ、その男の子はとても可愛らしい顔立ちでニコニコ笑っていて、
かさぶたなんかあったって誰の目をも惹きつけるような眩しい明るさを放っている子だった。
ついでに言うとお母さんの方もなかなか見かけないくらいの可愛い人で、これまた
穏やかな笑顔のステキな人だった。
だからオレはその母子を、可愛い母子だなーっ。と見とれてなごんでいた。多分他の
客もそんな感じで母子の事を見ていたと思う。そんな和んだ空気を突然
ぶち壊す一言を友達が言った。「何?この子?顔がボツボツだらけじゃん。きったねー。」
本屋の空気が固まった。オレも固まった。オレは友達と一緒の人だと思われたく
なくて逃げるように店を出る事しかできなかった。