118 :修羅場な話 2013/10/25(金) 21:24:33 ID:uimR2wQO
大したことじゃないんだけど
小学生だったある日、家の近くの川沿いを歩いていた。
夕方で、私は土手の上にいたんだけど、
下の川辺はよく整備されて綺麗なので散歩してる人も何人かいた。
それでぼーっと歩いていたら、川辺から女の人の声がする。
「ねえねえ!こっちおいで!犬と遊ぼう!」
女の人はゴールデンレトリバーを連れていて、明らかに私に向かって大きな声をあげている。
でも知らないひと。
知らないひとが私に向かって叫んでいる。激しく手招きまでしている。
失礼だけど頭のおかしな人なのかとびっくりしてしまって、しばらく足をとめてその人を見ていた。
でも女の人は相変わらず怒鳴るように私を呼んでいるし、
(従わなかったら大変かも…)と、まあ周りに他の人もいたからゆっくり土手を降りて行った。
近くにいってみると、女の人はほっとしたように、
「よかった。あなたの前から歩いてくるひとがね、変な感じだったの」と言った。
「え?なんですか?」
「チャックに手をかけてたのよ。気をつけてね」
その後どうしたかは覚えてない。
癡漢に遭ったことはこれ以前もこれ以降も何度もあるんだけど、この時のことが一番記憶に残ってる。
ちゃんとお礼言ったのかなあ、あの時の私。
小学生だったある日、家の近くの川沿いを歩いていた。
夕方で、私は土手の上にいたんだけど、
下の川辺はよく整備されて綺麗なので散歩してる人も何人かいた。
それでぼーっと歩いていたら、川辺から女の人の声がする。
「ねえねえ!こっちおいで!犬と遊ぼう!」
女の人はゴールデンレトリバーを連れていて、明らかに私に向かって大きな声をあげている。
でも知らないひと。
知らないひとが私に向かって叫んでいる。激しく手招きまでしている。
失礼だけど頭のおかしな人なのかとびっくりしてしまって、しばらく足をとめてその人を見ていた。
でも女の人は相変わらず怒鳴るように私を呼んでいるし、
(従わなかったら大変かも…)と、まあ周りに他の人もいたからゆっくり土手を降りて行った。
近くにいってみると、女の人はほっとしたように、
「よかった。あなたの前から歩いてくるひとがね、変な感じだったの」と言った。
「え?なんですか?」
「チャックに手をかけてたのよ。気をつけてね」
その後どうしたかは覚えてない。
癡漢に遭ったことはこれ以前もこれ以降も何度もあるんだけど、この時のことが一番記憶に残ってる。
ちゃんとお礼言ったのかなあ、あの時の私。