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638 :修羅場な話 2013/10/19(土) 12:36:42 ID:NnEieuFo
流れ読まずに書きます。

他の報告者の方々に比べると、プチですが、16年前の出来事。

俺、当時22歳の医療系専門学校生。
当時、父は末期癌で春先に体調不良で入院し、医者から「余命半年」と家族だけに宣告されていた。

父は3年前(今から19年前)に胃癌の手術で、全摘していた。
その時は、多発転移しての再発だった。

俺の夏休み、一時退院していた父と2人きりになった時に、「俺男、俺(父)の寿命は、後、どれ位だ?」って、父がボソッと言った。

30分ほど、「知らない」「教えろ!」のループ。

結局、俺は「後、3ヶ月位」って、涙目で言った。
父は、「そっか…」って言ったきり何も言わなくなった。

次の日、父は吹っ切れた顔で、「病院に帰るわ」と言って、再入院した。
その後、モルヒネの影響でいろんな修羅場や、現嫁との結婚を意識させられた事もあったが、割愛して、父に余命宣告の告知をしたことが、自分としては修羅場だった。

俺にとって読書の大切さや豊富な知識などは、今でも尊敬している偉大な父。
先週17回忌を迎え、誰かに聞いて欲しかった。
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