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50 :スカッとする修羅場まとめ 2017/08/10(木) 23:20:32 ID:nvsBmIHj.net
十数年前、都内某駅からバスに乗って自宅方面へ向かっていた。
その途中、突然「運転手さん停めて」の声。振り向くと、もう八十代と思われる爺さん。

「病院に行くんだけど降りるの忘れてた。停めて」

ちなみに、その停留所ではちゃんと停まって、他の人が降りてた。
運転手さんは「ちょっとここでは停められないんで、次の停留所で引き返していただくわけにはいきませんか」
ジジイ「だめ。やだ。停めて」
その遣り取りをくり返すこと数回、ていうか「やだ」って……まさにジジイにスレタイ。そしてついに乗客の一人がキレた。キレたのはおそらく五十代のおじさん。

「ボケっとしてんのが悪いんだろうが! 運転手さん停められねえって言ってんだろうが!」
「病院に行くって言ってるじゃないか! その口の利き方はなんだ、若いくせに!」

といった調子で、ついに、ジジイとおじさんの間で言い合いが始まり、運転手さんはトラブル回避のためか「わかりました、停めます、停めます!」と、停留所でもないのに停車。
バスはフリー乗降区間以外での乗降は緊急時を除いて禁止。運転手さんかわいそう。
バスは満員ではないが、立っている人もちらほらいる程度には混んでいた。
バスが停まって出口まで歩く間にも、ジジイとおっさんはがーがー言い合っている。ジジイに至っては「すみません」の一言もない。
バスの中は険悪で、みんなジジイに白い目を向けている。
なので、ジジイが相変わらずおっさんと言い合いながら出口に至った時、出口近くにいた俺もついに頭にきて、

「おい爺さん! これだけの人に迷惑かけて黙って降りる気かよ! 特に運転手さんにはよーーーく謝れや!」

と怒鳴りつけてやった。心の中で。




小心者でスマン……orz
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