10年来の友人との友やめ話です。

学生時代の友人Ａから結婚することになったと連絡が来た。
共通の友人Ｂ、Ｃに直接報告したいから４人で飲み会しようよとのこと。
Ａに彼氏がいる話は全く聞いていなかったので驚いたけど
おめでたいことなので喜んで承諾。

後日飲み会が始まり程なくしてＡが結婚することになったと報告。
Ｂ、Ｃも驚きながらもＡを祝福。
嬉しそうにＡは結婚が決まるまでのいきさつを話し始めた。

Ａの話の要点を箇条書きにすると…

・婚約者Ｄと知り合った時、Ｄには別に彼女がいた。
・Ｄに彼女がいると分かっていたがアピールした。
・ていうかＤに興味をもったのは彼女がいると分かったから。
・Ｄに彼女がいなかったら絶対アピールしていなかった。
・Ａのアピールの末、Ｄは彼女と別れてＡと付き合う。
・付き合い始めて１か月で一人暮らしをしてたＡの家に
　Ｄが転がり込む形で同棲開始。
・同棲開始から２か月後、ＤがＡにプロポーズ。Ａそれを受ける。

さっきまでの祝福ムードが一気に台無し。それって略奪じゃん…
悪びれる様子もなくＡはまだ嬉しそうにＤの出身大学や
勤め先の話をしていたけど私はもう素直にＡを
お祝いする気にはなれなくなっていた。
（というのも私は過去に彼氏を友達に略奪されたことがあり
略奪そのものがトラウマになっていた。Ａにも相談に乗ってもらっていた）
Ｂ、Ｃも同じ心境だったようでそれとなくＡの結婚話は流れて
飲み会は互いの近況報告になっていった。

続く