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720 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2016/11/01(火) 11:17:46 ID:6pc
20年ほど前、某視聴者投稿番組でやっていた話なので、記憶にある人もいるかもしれない。
仲良し家族の楽しい海水浴にて起きた珍事件。

家族連れやカップルで賑わうビーチにやってきた若い夫婦と3~4歳になる可愛い息子。
「お水がキレイだから、きっとお魚さんがたくさんいるよ」というママの言葉にはしゃぎ回る息子が、「あ、お魚さんいた!!(゜∀゜)」と言い出した。
ビーチに魚?何か見間違えているのかな、と息子の指差す先を見てみれば、たいへん立派な鯉の彫り物を背中に施した、893なお兄さんが…。

あれは本物のお魚さんじゃないし、怖い人だから近寄っちゃダメだよ!!と親は慌てて注意。
息子は一応、納得したものの、「キラキラしててきれいなのになぁ(゜ω゜)」と興味津々。
その後、一泳ぎして休憩していたのだか、遊び尽くして片付けていたのかちょっと忘れたが、ともかく一瞬目を離した隙に、息子がどこかへ行ってしまう。
急いで辺りを見回したら、息子はさっきの893さんの所にいた。
うつぶせに寝転がって日光浴している893さんの背中、鯉の口のところに、スナック菓子をグリグリ押しつけている!
当然、目を覚ます893さん…。
「何じゃ、坊主」
「お魚さんに、エサあげてるの!!ん~~…でも、食べないねえ(´・ω・`)」
「お魚さん?おお、そうか。たぶん寝てるんだろ。よし、起こしてやるからな」
肩を動かし、ぐねぐねと背中を波打たせる893さん。喜ぶ息子。
「起きた!キャッキャッ はい、どーぞ(お菓子グリグリ」
「どうだ、食べたか?」
「んー、だめ。食べない(´・ω・`)」
「そうか、いま腹いっぱいなのかもしれんなあ」
ここで両親が駆けつけ、ヒィィィィすいませんすいませんと米つきバッタで謝る。
893さんは怒ることなく、
「おー、父ちゃん母ちゃん来たか。そんじゃ、またコイツが腹減ってるときにエサやってくれるか?」
「うん。バイバイ(・∀・)ノ」
謝り続ける両親に引きずられながら手を振る息子に、893さんも手を振り返すのだった。


昔のことで細かい部分は違っているかもしれないが、だいたいこんな感じ。
両親の焦りを思えば気の毒ではあるが、とにかく演じてた子供がかわいくて記憶に残ってた。
母が飼い始めた金魚にエサをあげていたら思い出してしまい、ひとりニヤニヤしています。
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