月. 11月 25th, 2024
908 :名無しさん@おーぷん 2015/10/19(月) 21:29:35 ID:EVc
俺の父は転勤族だったので子供の頃から何度も引っ越しをした。
その中で体験した、昭和の時代の強烈な思い出話です。

俺んちは母親が足が悪くて家の中で階段の上り下りが辛いのが理由で
引越し先はいつもマンションだったが、一度だけ戸建に住んだ。
小学校の4年生の時だった。
その時はたまたま平屋で3LDKの借家を見つけたらしい。
築年数は古かったけど何年か前にフルリフォームしたそうで小奇麗だったし
庭も割と広かった。
庭のある戸建が珍しく、毎日家に帰るのが楽しかったが
ある日の夜なんか変なものを見てから状況が変わった。

俺と兄は同じ部屋で二段ベッドで寝ていた。
その時は俺は上の段で寝てたんだが、電気を消してしばらく寝付けず
なんとなく目を開けたら、天井に綿菓子みたいな白くてフワフワしたものが浮いてて
なんだろうと思っていたらそのまま浮遊して隣のリビングの方の壁に吸い込まれていった。
夢かな?現実かな?良く分かんなかった。
俺と兄は年子だったこともあって、兄弟特有のライバル意識みたいなものがあった。
もし夢だったら、こんなこと言ったら馬鹿にされると思って黙ってた。
それからしばらく経って、今度はハッキリ起きてる時に同じものを見た。
白いフワフワした物体は前回と同じようにリビングの方の壁に吸い込まれ
暫く立って母の悲鳴が聞こえた。
その日は父が出張中で、母はリビングの向う側の和室で寝ていた。
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