489: 噂の鬼女様 2005/07/11(月) 17:31:30 ID:E924l3z9O
おばけじゃないが
早朝、コーポの一階にゴミを捨てに行ったら、隣の棟の扉が開き、知らない小父さん(お爺さん?)が何やらこちらを待ちかまえいる。
部屋着姿を見られていやだなぁ、と思いながら通り過ぎようとしたら、声をかけられてビビる。
「つくろい物をしたいけれど、目が悪くて針に糸を通せない」
から、糸を通してもらえないかとの事。
見ると、目が良くても不可能であろう薄暗い部屋が、薄暗い玄関の奥に垣間見える。
ヤバいな…と思ったが、逆に、こんなに隣接した住居で、こんなにあからさまな手口で変な事件がおこれば、大家はこの先この人を住まわせてはおかない筈。
この人は本当に単に困ってるんじゃないか、その棟は独り暮らしのお年寄りばかりだし、昔の人特有の開けっ放しな心で頼んできているだけなんじゃないか。
早朝、コーポの一階にゴミを捨てに行ったら、隣の棟の扉が開き、知らない小父さん(お爺さん?)が何やらこちらを待ちかまえいる。
部屋着姿を見られていやだなぁ、と思いながら通り過ぎようとしたら、声をかけられてビビる。
「つくろい物をしたいけれど、目が悪くて針に糸を通せない」
から、糸を通してもらえないかとの事。
見ると、目が良くても不可能であろう薄暗い部屋が、薄暗い玄関の奥に垣間見える。
ヤバいな…と思ったが、逆に、こんなに隣接した住居で、こんなにあからさまな手口で変な事件がおこれば、大家はこの先この人を住まわせてはおかない筈。
この人は本当に単に困ってるんじゃないか、その棟は独り暮らしのお年寄りばかりだし、昔の人特有の開けっ放しな心で頼んできているだけなんじゃないか。
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