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960 :修羅場な話 2015/09/27(日) 20:03:41 ID:Ggw
結婚22年目にして、夫が浮氣。
というか夫いわく「本気の、人生最大の恋」。
当時夫47歳。私41歳。子供は16と13。
夫はそれまでとても真面目な人で、お酒は飲みますが、賭け事もせず仕事も皆勤の人でした。
それが「本気の恋」宣言以降、その女忄生しか目に入らなくなり
仕事をさぼり、貯金を湯水のようにその女忄生に貢ぎ…
私は年甲斐もなく「サレラリ」の状態に入ってしまい、泣いて夫を引止める日々でした。
子供が気づかないわけもなく、というか子供の前でも夫は「恥ずかしいことなどない!」と隠さなかったため筒抜け。
当然、両家の親も知るところとなり、家族会議になりました。
夫は「人生唯一の恋に生きたい」と宣言し、夫親も私親も子供たちも呆れて「もう離婚で」と。
私だけがサレラリが冷めず「離婚したくない」と粘っていました。
夫は次の話し合いに浮氣相手を連れてきて、浮氣相手に土下座させました。
慰謝料も二人合わせてこれくらい払うから別れてくれ!と懇願。
私のことは「二人の仲を引き裂く悪魔」に見えるそうで、憎々しげに涙をいっぱい溜めて睨んでいました。
「あなたに何の権利があって!」等も言われました。
私がかたくなになればなるほど、二人のボルテージは上がっていくようでした。
でも渦中にいる時は気づきませんでした。
何度目かの話し合いが持たれ、向こうの提示する慰謝料の額もどんどん上がっていました。
ある日、ふっと、浮氣相手の口調が鈍い?顔が渋い?のに気が付きました。
二人が帰ったあと、冷静に提示額を見ると、浮氣相手の出す額がある一定の額を越えたことがわかりました。
ああ、ここがこの人の出せるリミットなんだなと思いました。
そして彼女が現実のリミット額を目の当たりにして、冷めかけていることもパっと理解しました。
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