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289 :修羅場な話 2016/10/23(日) 08:53:27 ID:BZBFFbrd.net
理不尽冷めかもしれない。
当時付き合っていた彼氏は、高校生なのになんでも奢ってくれる人だった。
ファミレスや映画ももちろん奢り。
私が雑貨屋でこの時計かわいい〜というと、後日黙って買ってプレゼントしてくれたりもした。
ちなみに時計は1万円以上するもの。大人ならなんでもないかもしれないけど、高校生にはかなりの大金。
とはいえ、彼氏の家は別にお金持ちでもなんでもない、ただの一般家庭。
お互い学生だし、奢られるのも苦手だし、割り勘でいいよ、と言っていたのに頑として割り勘にしてくれない。

ある時その彼氏が、彼母が病気かもしれない、と言ってきた。
なにやら彼母は家族に黙って頻繁に病院に行って、注射を打っているらしい。
まるで母親が不治の病かのように話す彼氏。
もし母が病気なら、うちにはそんなにお金がないし、俺がバイトして金を稼ぐと言い出す。
ちなみに当時受験生。
それを聞いて、だったら奢ってくれなくてもいいのに、というと、うちの事情で〇〇(私)に迷惑をかけたくないとのこと。

でも彼母がなんの病気なのかはわからない。
彼氏に彼母が使っている注射名を聞き、家のPCで注射の名前を検索したらびっくり。

プラセンタだった。

その時、私も純粋だったから本当に彼母のことを心配したし、
何かあれば私も助けてあげたいって思ったけど、事実がわかって安心通り越して呆れた。

注射の名前を知っているのにググらないのも(ちなみに彼氏はスマホだった)、
学生で稼いでないのに奢ってくれるのにも、まるで悲劇のヒーローかのように自分の家庭について話すのにも冷めて別れた。

優しい人だったけど後悔はしてない。
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