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30 :鬼女日記 2009/12/09(水) 13:08:50
数年前に参加した不幸になりそうだった式。

社内恋愛の末に結婚したカップルで、どちらも人望も厚く仕事もできる人たち。
(新婦のほうが入社が先の姉さん女房)
料理、来賓のスピーチ、花、演出などすべてにおいて文句のつけようがない素晴らしい式だった。
ただ、不安なことが一つあり、それは新婦の同期かつ新郎の直属の先輩A(メンヘラ気味)が新婦に惚れていたこと。
Aが新婦に惚れているのは若い社員を中心とした周知の事実だったが、告るわけでもなく見つめているだけのこと。
直接アクションを起こされたこともなく、上記の関係で呼ばざるを得なった。

式が終盤に近づき、テーブルスピーチが始まった。
同じテーブルの数人が「当たったらどうしよう」と顔を見合わせるなか、新婦同期のBさんが
「自分が頼まれてるから大丈夫だよ」と落ち着かせてくれた。
そして司会者が自分たちのテーブルに訪れ、
「それでは、このテーブルでは・・・」とBさんにマイクを向けようとしたところ、隣のAがマイクをつかんで立ち上がり
「僕はずっと新婦さんが好きでした!正直裏切られた気持ちでいっぱいです!」と言い出した。
鎮まる会場。メダマドコーな新郎新婦。
するとBがマイクを取り返し
「僕も新郎君が入社した時から狙ってました。せめてタイで忄生転換するまで待ってほしかった!!」と激白。
次は隣のC子さんが「新婦ちゃんは3歳の息子の初恋のお姉さん!息子が成人するまで待ってほしかった!」
自分「私が男なら新婦先輩をお嫁にしたいです!」
D子・E子ちゃん「私も!!!」
Fさん「ぼくは新婦さんのきれいなお友達を狙ってるのでだいじょうぶです!!」
と、みんなでフォロー。会場もCさんあたりから笑いが聞こえるようになった。
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