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196 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2015/04/01(水) 03:54:32 ID:QwYShhNC.net
流れ読まずにごめん、勝手に語らせて下さい。
無駄に長文なので嫌いな方はどうかスルーを。

祖父(90代、痴呆が悪化して二年前に病院→グループホーム)私(20代、喪女一人暮らし)
祖父はそれまで苦労続きで、親兄弟はみんな戦タヒして祖母との間にも子供が恵まれず、知人の夫婦が金銭的問題で育てられないと持て余していた赤子(私父)を養子に迎えた。
しかし大切に育てた息子も嫁(私母)をもらい、その嫁が一粒種の私を出産し数年した後に夫婦揃って事故で他界。
祖父母は老体に鞭打ち、祖父は退職した後もアルバイトを掛け持ち、祖母も家事の合間にパートをしながら二人三脚で頑張り、おかげで私は何不自由なく愛され可愛がられ育ってきた。
痴呆は姉さん女房だった祖母が先に発覚し、日に日に手に追えなくなって十数年前に施設へ、以来三年前に亡くなるまで「お前は何も心配しなくていい」と祖父が一人で面会など全てをやり遂げた。
私も面会に行きたいと言ったが同姓に対しての他害(なぜか異忄生には比較的穏やか)が深刻で病院から許可が下りず、また祖父もちょっと困ったように「今は会わん方がいいかな…」と言ってたので諦めて施設での写真を見せてもらい祖母の様子を話に聞いた。
そして祖母を看取った祖父は肩の力が抜けたのか、今度は自分が一気にボケてしまった。
カレンダーを見ても日付、時計を見ても時間が解らないから始まり、昼夜問わず意味不明な言動をしてトイレに失敗し、普段滅多に声を荒げない優しい人なのに異様に怒りっぽくなっていった。
それまでも役所に何度も相談してたがいつまで待っても要介護どまり、しかし深夜徘徊が続き仕事を辞め介護に疲れ切っていた私は一年もたずに骨と皮だけになった。
見かねた近所の人複数が役所に抗議してくれて、じいちゃんはやっとその手の病院に直ぐに入院できその後はグループホームにも入居できた。
あの時もっと早くに何かしら動けたらと今でも後悔するが、何分世間知らずな上に仕事や家事に追われ自分に全く余裕がなく今より頭が働かなかったのが悔しい。
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