学生時代のＡ君とＢ君の話
二人はもちろん赤の他人同士でただの同級生なんだけど
何となく雰囲気というか見た目が似ていた（眼鏡をかけている、髪型が似ている等）
ある日、私たちが「Ａ君とＢ君て似てるね」「ホントー兄弟みたい」と冗談まじりに言った時
Ａ君は「そう、似てる？」ってごく普通の反応だったが、Ｂ君の拒否ぶりがすごかった
「えー、Ａに似てるのォ？オレたち全然違うよ」「Ａに似てるって言われて、ちょっとショック」とか
本当に落ち込んでいた。ここまで落ち込むんだったら言うんじゃなかったねと後でみんなと言い合ったくらい

どうやら当時わたしたち女子はよく分からなかったけど
男子たちの間でＡ君は「ちょっと変わってる」「変人？」という扱いだったらしい
（確かにＡ君はちょっと天然ぽかったけど周囲に迷惑などはかけない良い人でした）

そして現在
Ｂ君は典型的メタボ、毎日食べ歩きしてたのと思うくらいの超肥満体型
一方Ａ君は二十代の体型そのままを維持してる
この二人を見てもう誰も「あなたたち似てるねー」とは言わんだろう
つまり、Ｂ君の「Ａと似てるなんてカンベンしてくれよ」という言葉が叶ったわけだが
こういうの偶然かもしれないが、因果応報はなくても言葉のブーメランは絶対にあると思う私