なぜかはわからない。だけど昔からやたらと人の弱音を聞かされる。
しかもこう、微妙に親しくない人から。
知り合い以上、友達未満、みたいな絶妙な距離感の人から、人には言いたくない、けど誰かに吐き出したい、みたいな
そんなジレンマを抱えた弱音を吐き出す対象にされる。
そういう弱音がくるときはもう相手の奥歯に何か詰まったような喋り方と雰囲気で「あ、またか」と気づくから
それとなーく話を反らして聞かなくて済むように誘導するんだけど
大抵みんな最後にいきなりぶっちゃけてくる。
もう話の流れとか関係なく、いきなりぶっちゃけてくるから、避けようがない。
毎回何で私なの！？と思うけど、相手からすると「ちょうどいい」「何ぶっちゃけても大丈夫そうだから」ってことで私らしい。
なんか私都合よく利用されてない？あなたとそれほど親しくないのになんでちょうどいいとか大丈夫そうとか思うの？
私が人の不幸で喜んだり心の中で嘲笑ったり人に話したりするって思わないの？なんで無条件に大丈夫って信じるわけ？
人の不幸は蜜の味とか人の秘密知るのが好きとかそういう人はこういう話大好きかもしれないけど
私は人の弱みなんて見たくないし聞きたくない。重いし疲れる！
「あ、なんか弱ってんなー」と思ったらそれなりに気遣うしその弱ってる部分に触れないように気をつけてるのに
なんで自分からその弱みを見せて「ここが俺の傷つくポイントですよ！」みたいなアピールしてくるかな！？
これがまだ浮氣や不ｲ侖や忄生癖の暴露とかならへーほーふーん、好きにすれば？で済むんだけど、
内容がまた「親友が自杀殳して」とか「奥さんが浮氣して帰ってこない」とか微妙にヘビーなやつ！
やけ酒とかしながらぶっちゃけるような内容をシラフで仕事中二人きりになったタイミングとかでいきなり言われるもんだからたまったもんじゃない
マジでたまったもんじゃない
なので言われたら聞かなかったことにして、アドバイスもせず、次の瞬間にはもう何事も無かったかのように過ごしてる。
ぶっちゃけられたあとに相手が凹んでても様子がおかしくても、いつも通り接する。
確かに口にする話題くらいは選ぶけど、それを理由に態度変えて甘やかしたりしない。

そ　れ　な　の　に
また人から弱音吐かれていらんこと聞かされたー！
普段通りに見えてもこっちだって気使うんだよ！なんで私に言うんだよ！特に親しくないのにさ！
もう弱音吐いてくる人たちがなんで私に言うのかわからん
年齢層も忄生別もバラバラ
親しい友達や家族からは「天忄生の才能」と言われてるけど、こんな私の忄生格と不一致な才能いらんわ！