近所に老犬を短いリードで繋ぎっぱなしにして散歩も行かせない状態で外飼いしている家があった。
毛はふわふわしているが、本来室内犬にするべき外飼いには不向きな犬。
寒いとか寂しいからと犬が吠えると、がっちり金属製の口輪をはめたり、小屋の中に閉じこめたりと虐待度がアップするので、夜中に犬がなきわめいても近所の人間も何も文句が言えなかった。
犬の世話もできないくせに、なんで犬を飼うのだろう?と、近所の犬仲間はこぞって憤慨していた。
去年のクリスマスの朝のことだった。
有名な近所の放置子が、虐待されてる犬小屋に入り込み、抱き合って寝ているのが発見された。
放置子の母親は子どもを放り出して家に彼氏(客?)を引き込み、行き場をなくした放置子が犬小屋の毛布目当てに入り込んで、湯たんぽ代わりに犬を抱きしめて寝ていたらしい。
幸いどちらも息があり、子どもはすぐに病院へと収容された。
以来犬と子どもが発見された家は
「フランダースの家」
と呼ばれるようになった。
犬小屋にまた入り込まれるかもと恐怖を感じたらしい逝き損ねパトラッシュの飼い主は、すぐに犬を里子に出した。
新しい飼い主は今度はパトラッシュを室内飼いしてくれていて、吠え癖もなくなり、べったりと汚れた毛も手入れしてもらって綺麗になっていた。
パトラッシュは昔の飼い主の元には絶対に戻りたくないらしく、散歩のときに昔の飼い主に会うと目を反らしているという。
放置子ネロは、その後母方祖母に引き取られていき、きちんとした世話と教育が受けられているそうだ。
自分はキリスト教徒ではないが、今年は二人に幸せをくれた神様に感謝を捧げようと思う。
>去年のクリスマスの朝のことだった。
映画化決定だね
927: 名無しの心子知らず 2009/12/09(水) 17:01:27 ID:mXy+1uZY
>>911
スマン、教えてくれ
Fの犬のパクリ映画って何?
最近、テレビも映画も観ていないんでわからない!
>>913
アメリカでやった実写版のことじゃない?
アメリカではハッピーエンドしか受けないから、ハッピーエンド版が作られて、日本向けには悲劇エンドしか受け入れられないから、悲劇エンドのも作って。
なんか、パトラッシュとネロがタヒにそうなときに、いきなり教会の扉が開いて
「お前の盗みの疑いは晴れた!」
「お前の絵が入賞したよ!」
「すごいわネロ!」
「もう娘と付き合ってもいいぞ!」
って人がなだれ込んできてハッピーエンド、って言うのをどっかで読んだ。
>>916
ありがとう!
アメリカ版のFの犬ですか。
しかしハッピーエンドの展開、無茶苦茶すぎる。
原作者はイギリス人だよね。
お国柄の違いがよく出ているわ。
926: 名無しの心子知らず 2009/12/09(水) 16:58:03 ID:pYd41q3Y
>>919
最近日曜洋画劇場でよく出てくる雪の王子(要英訳)っていう日本映画です
おくりびとのスタッフが2匹目のドジョウを狙って製作したらしい
凄くうざいんです
パクリならパクリと最初から言えっての
>パトラッシュは昔の飼い主の元には絶対に戻りたくないらしく、散歩のときに昔の飼い主に会うと目を反らしているという
これ、凄く良くわかる
以前飼ってた犬はショップで買った子だがショップでいい扱いを受けてなかったらしく、散歩でそばを通るだけでも
「戻される!」
と思うのか必タヒで踏ん張って抵抗してたよ…
フランダースと小さな恋のメロディを題材にしてるとか。
>>924
いろいろとあるのですね、皆さん、ありがとう。
プロモーションで日本版フランダースの犬って言いまくってるよw
誰が観に行くのか謎な映画ではあるけど
>>928
わざわざ主演の子をベルギーにつれてって特番やってたなあw
引用元: http://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/baby/1257736425/