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935 :鬼女日記 2012/05/22(火) 10:07:24 0
投下無いようだから、自分の人生最大の修羅場を投下する。

元がつくけど、最初に結婚した人は、とにかく直情的だった。
もうカーッとなると、後先が考えられないタイプ。
でもお互いに譲り合って、相手を怒らせること自体があまり無かったから、
それなりに平和に暮らしていた。
それが変わったのが、俺の浮氣妄想に嫁が取り憑かれた時。
原因は、仕事が修羅場すぎて帰れなかったことなんだけれど、3日間
「仕事が忙しくて帰れない。ごめん」というメールだけで連絡して、
電話もせずに帰れず、ようやく帰宅したら家中のガラスが割られてて、嫁がいなかった。
最初は何が起こったか分からなかったけど、嫁の書き置きで、
嫁がやったこと、後悔して姿を消すことが分かった。
ガラスが無いので、雨とか雪がふりこんで、けっこう床も家具もメチャメチャ。
嫁の実家に電話したけど、帰ってない。友達のところにもいない。
嫁は仕事も無断欠勤。
結局5日間(俺が気づいてから3日)放浪した上で、帰ってきたけど、
今度はもう「浮氣された。耐えられない離婚して」といって聞かない。
身の潔白を証明することはできないけど、タイムカード見せたりとかして何とか
浮氣ではないと理解してもらったけど、それでも離婚の意思は変わらない。
メンタルクリニックに連れていこうとしても、言うこと聞かないし、ガラスや家具は
嫁の貯金と嫁実家が弁償してくれたけど、そんな仕事なのに浮氣を疑って、家中の
ガラス割ってまわるような嫁の姿を想像するだけで、再構築するような気持ちに
なれなかったしで、慰謝料も何もせず、届けだけだして別れた。
別れてから半年ぐらいは、何か謝罪の手紙が来たり、逆に「浮氣を疑わせた
お前が悪い」みたいな手紙が来たりとしんどかった。

それから10年経ち、今はお互い再婚しているけれど、ガラス片付けて、
窓にダンボール貼って、べっしょべしょに湿気た布団で真冬の風が吹きすさぶ中
寝た経験だけは忘れられない。
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