296: プリンはのみものです。 2013/02/19(火) 00:35:13.00
誰もいないみたいだから少し語ろうと思う。
俺の嫁さんの半生は無茶苦茶な人生だった。
5歳の時両親がW不倫で離婚し、どちらも引き取らず施設へ
そこの施設では虐待、いじめのオンパレード
(まともに中学校もいけず)
16で脱走して夜の世界へ
そこで出会った男には金蔓扱いで挙句893に身売りされかけ
その後は逃げるように各地を転々としながら派遣として某観光地のホテルで働く
という修羅場の見本市みたいな嫁だった
出会いのきっかけは嫁が働いていたそのホテルのバーに入った時 俺の嫁さんの半生は無茶苦茶な人生だった。
5歳の時両親がW不倫で離婚し、どちらも引き取らず施設へ
そこの施設では虐待、いじめのオンパレード
(まともに中学校もいけず)
16で脱走して夜の世界へ
そこで出会った男には金蔓扱いで挙句893に身売りされかけ
その後は逃げるように各地を転々としながら派遣として某観光地のホテルで働く
という修羅場の見本市みたいな嫁だった
俺がバーテンダーをしていたから。
従業員どうしちょくちょく顔を合わせる事もあり次第に仲良くなっていった。
とは言っても最初はめっちゃ警戒された。
(嫁曰く、嫌いとかじゃなく過去の経験から)
バーに来る回数を重ねるごとに彼女への想いも強くなりとうとう彼女に想いをぶつけたが
答えは「考えたい」とのことだった
それを機に彼女がバーへくることも途絶え、諦めかけていた。
ひと月たったある日、彼女がふらっとバーへ現れた。
「俺君の事は好き…でも怖いんだ」
「怖いって性格とか?」
「そうじゃないんだ…」
蕩々と過去を話す彼女。
虐待の事…男の事…手首の自サツ痕の事…
「だから…諦めたほうがいいよ?」
「でも…好きって言ってくれたじゃん…少しずつでいいから俺の事信じてくれないかな」
我ながらダサい台詞だったと思う
「うん…わかった…信じてみる」
こうして彼女と付き合うことになったがここからがホントに大変だった 続きを読む