金. 11月 22nd, 2024
295 :名無しさん@おーぷん 2014/12/21(日) 22:26:39 ID:zmQ
結婚して半年で夫が浮氣をした。
相手は就職活動中の女子大生で、夫の後輩にあたる。
奔放で積極的なプリに言い寄られて押し切られたという言い訳は、嘘ではなかったと思う。
両家の親に報告し、責めて〆ていただいたものの、私自身は夫を責めなかった。
私にも至らないところがあったのかもしれない、共にこれから成長していきますと、泣きながら言い、再構築を決めた。

再構築当初は多少ぎくしゃくしたものの、私は良い妻であろうと一生懸命努めた。
家事を完璧にこなし、微力ながら夫の支えになりたいと申し出て、パートで仕事をし、学生時代に取得していた資格の更に上の資格を2つ取った。
夫婦でのお呼ばれには積極的に参加し、まめまめしく動き、役員の奥様に気に入っていただけるまでになった。
義実家との関係も良好で、過ちを許し、夫に尽くす私は、義両親自慢の嫁だった。
子供を産みたいと思っていたが、夫から「お互い二十代のうちは夫婦二人暮らしを楽しもう」と提案されたので、同意した。

しかし、夫の実家からの援助を受け、マンションを購入した頃から夫の様子が少しおかしくなった。
夫の言動の変化を日記に書き溜めてから、素行調査を依頼すると、見事にヒット。
二度目の浮氣相手は同じ部署で働く派遣社員の女忄生で、夫と子供がある人だった。
次に何かあったら頼りなさいと、両親から紹介されていた、離婚問題に強い弁護士さんに連絡する前に、私は行動を起こした。

夫が二泊の出張に行く前日、まずは相手のご主人宛に「私の夫が、大切な奥様に手をつけて申し訳ない」という趣旨の手紙を出しておいた。
そして当日、夫が留守なのを承知で会社に向かい、相手の女忄生との面会を申し出た。
すると女忄生より先に夫の直属の部下が出て来て、とても慌てていたのは気のせいではないと思う。
本人(夫)の不在時に妻が会社に乗り込んで、派遣社員の女忄生に面会を求めたことに、部署の皆さんは興味津々の様子だった。
夫の部署には、透明な壁で仕切られただけの面会コーナーがあって、そこで女忄生と会った。
女忄生は最初から蒼白で、「夫がいつもお世話になってます。ご主人にもご挨拶のお手紙をお送りしました」と伝えたら取り乱して泣きだした。

泣くばかりの女忄生には慰謝料を請求する旨を伝え、上司の方にはお仕事中に申し訳なかったと謝罪して会社を後にし、それから両親に連絡を入れた。
夫がまた会社の女忄生と浮氣をした、紹介されていた弁護士さんに相談する前に、我慢出来ずに相手の女忄生に会ってしまった、会社に乗り込んでしまった、恥ずかしいことをしたと泣いた。
父は夫と、夫の実家に電話をして、浮氣の話を聞いた、証拠もある、弁護士を入れて徹底的にやる、娘(私)は今日から実家で預かると伝えてくれた。

そこからはあっという間だった。
調停に持ち込むまでもなく、離婚は成立。
私の両親はもちろん、夫の両親が大激怒で、慰謝料や財産分与は出来る限りの事をしろと、夫を怒鳴りつけ、夫はそれに従った。
そして私は相場の倍近い慰謝料と、夫婦で一年も住まなかった新築マンションを手に入れた。

離婚の際には、浮氣の証拠と共に、私の日記が大変役に立った。
それは、夫のモラ八ラの記録。
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