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655: プリンはのみものです。 2013/07/15(月) 16:23:32.85 0
もう10年近く前の話。上の兄の結婚式がらみの修羅場。

式場を予約して招待客も目星をつけ、そろそろ招待状送るかという時期に
突然兄の元に式場からの電話が。その内容が
「お母様から式場キャンセルのお電話がありましたが、ご承知ですか?」とのこと。
に水だった兄は
寝耳仰天して車で1時間の実家に駆けつけ、そこで緊急家族会議が開かれた。
そこで母が泣きながら訴えたのは以下の内容。

「母と父も最初はきちんとした式場で結婚式を挙げるはずだった。
 それなのに父親族が『しきたりだから』と式場を無理やりキャンセルし
 飛行機の距離のど田舎の父実家で宴会をやっただけで終わってしまった。
 一応白無垢は着せてもらえたが髪結いも化粧も素人の父方伯母(父姉)がやって到底見れたものじゃなかったし
 父方は遠縁まで親族全員、どころか隣近所まで呼ばれたのに
 『嫁入りする立場だから』と自分の親族は母方祖父しか呼んでもらえなかった。
 しきたりと言うならば息子夫婦も同じようにするべき!」

初耳の兄、下兄、私は目が点。父は黙って俯いてるだけ。
そのうち母が
「どうしても式場で挙げるなら、一緒に私と父の結婚式もやり直したい!そうでなければ認めない!」
と言い出した。新郎新婦の隣で新郎父と新郎母も一緒に三々九度やってるとか聞いたことない、
馬鹿なこと言うもんじゃない!と家族全員で説得するも泣きに泣いて
「どうして私は我慢したのに息子夫婦はちゃんとした結婚式ができるの!」
と父に食って掛かり、父は答えられずに黙りこくる。
下兄の「そんなに結婚式したいなら今から父さんと母さんだけでやればいいじゃん、兄ちゃん巻き込むな」
という発言には父が激しく反対した。
もう60も過ぎて今更婚礼衣装など着れるかバカバカしい、やり直す必要なんぞない、と。
それを聞いて母がさらに発狂。『やり直す』のはあんただけだ!私にとっては初めての結婚式だ!
あんなのが結婚式だったなんて絶対認めない!と。父はだんまり。
母としては「1組も2組も変わらないじゃない!夢と諦めていた花嫁衣装を着るチャンス!」と思ったらしく
どんなに兄弟全員が非常識と言っても聞かない。
揉めるだけ揉めて解決策が見つからないままお開きとなってしまった。
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By okan777