木. 11月 21st, 2024
177 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2015/08/08(土) 00:56:42 ID:hZJL93Ms.net
嫌いな女Aを好きになってしまったこと

Aとは小学一年で同じクラスになって以来の知り合いだった
口うるさいし、声がでかいし、がりがりでキモいし、優等生ぶってるし、もさっとしてるし、本ばかり読んでて暗いし、本当に本当にうざったかった
中学三年に上がるまで二回同じクラスになってるんだけど、会話したのは通算で二、三回程度

それぐらい嫌いなAと中学三年でまた同じクラスになった
心の底から絶望したね。なんであんなにうざい女と中学最後の一年を過ごさないといかんのかと
本気で学校行きたくなかったね
同じ委員にされた時なんて、委員選びに出席しときゃよかったと後悔したもんだ

一ヶ月後、Aと一緒に委員会に出るのが楽しみでたまらなくなってた
口うるさい→きちっと言ってくれるところに惚れ惚れする
声がでかい→遠慮ないところに惚れ惚れする
がりがりできもい→華奢で惚れ惚れする
優等生ぶってる→礼儀正しくて惚れ惚れする
もさっとしてる→清潔感があって惚れ惚れする
本ばかり読んでて暗い→頭が良くて惚れ惚れする

こんな風に変換されちまったわけよ

それからはもう大変だった
何があっても委員会は絶対皆勤。雑用も全部引き受ける
話題作りのためにせっせと図書館に通って読書(学校の図書室に通ったら、Aにきもがられるんじゃないかといらん心配した)
中途半端なDQNをやめて身なりを真面目っぽく改変
Aと同じ高校に行きたくて塾通いを始める(同じ塾に通ったらきもがられるんじゃないかと思って違う塾にした)

念願かなってAと同じ高校に受かり、同じ大学を出た
その間に友達→親友→恋人と順調にステップアップ
ほんと必タヒだったな、俺
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