土. 11月 23rd, 2024
32 :鬼女日記 2016/03/04(金) 15:59:57 ID:lP4t4FSG.net
子供がネット上で「タヒにたい」と書き込んできた時が修羅場だったと思う。
悩んでいるのは分かっていた。
けど聞いてもハッキリとは答えてくれず、踏み込むことができなかった。
けど悩みが深刻化しそうだったから、話しにくいならと、相談できるサイトを紹介した。
(この頃2ちゃんねるを知らなかったので知〇袋を紹介した)
私は子供の日記や手紙を盗み見たことは一度もないけど、この時ばかりは日に日に子供が辛そうだったから、後日サイトを開いて思い当たるキーワードを入れまくって子供の書き込みを探した。
それと、最初に登録方法を教えた時にチラッ見えたIDの一部を探し、見つけることができた。
部活の先輩が原因だった。
子供は心が壊れる寸前だったみたいだった。
そこで私は他人の振りをしてその相談に回答した。
めちゃくちゃ同情して共感して、誰かに相談した方がいいと勧めた。
言えるなら親にも言った方がいいと。
その効果があったのかどうなのか、子供は話してくれた。
私は部活をやめてくれと泣いて頼んだ。
子供はそれでも頑張ろうとしたけど先輩からのひどい仕打ちが続いたある日、初めて泣いて帰ってきた。
そこからは早かった。
父親が顧問に怒鳴り込んで子供を退部させた。
担任も謝りに来た。
その先輩に一切関わらせないと約束させた。
それから2年半が経ち、先日の卒業式で「親への手紙」というのをもらった。
育ててくれた感謝の気持ちと「部活をやめて本当に良かった、あの時、生きることを終わらせなくて良かった」と書いてあり、改めてすごく辛かったんだな、よく生きていてくれたと思い、こちらも手紙を書いた。
「生まれてくれてありがとう、生きていてくれてありがとう」と。
あの後、心配でもう一度だけサイトを見たら、相談内容がダイエットになっていたのでちょっと安心。
もう見ない。
続きを読む