日. 11月 24th, 2024

前編 後編

134:  2011/11/04(金) 14:56:12.49 ID:LgOIUAUSO
それからも、毎日この事で悩んでいたが、誰にも言えなかった。
誰にも言えなかったのは、私の中では「帰りたくない 」という気持ちがあったので
誰かに「帰った方がいい」「帰りなさい」言わるのが怖かったから

その意見が正論で、自分が勝手な事も自覚していたので余計に話せず逃げていた。

マキコさんはまだ私を疑っていた。
居酒屋の時みんなで馬鹿話してて、私は普通にしているつもりでも

「1今日ノリ悪いね、何かあったっしょ?」

など何回も聞いてきていた。
私はその度に、はぐらかしていたが、回数が多くなるにつれ

「別に何もないっすよ、別にのってるじゃないすか」

と、少し苛立った返しをしてしまう事もあった。
マキコさんはそれでも冗談で返してくれたが
別に何も悪くないマキコさんに八つ当たりしてしまい、帰宅してから自己嫌悪していた。

そうなるのが嫌で、忙しいふりをして若干マキコさんを避けたりもした

話す時はいつも通り、ふざけたり冗談言ったりして、避けてるとは悟られないよう自分なりに頑張っていたが

上辺の態度が嫌いなマキコさんにはそんな物通用しなかった

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By elitola