金. 11月 22nd, 2024


280 :拝啓、鬼女様 2018/03/25(日) 21:49:37 ID:3CkHd7p2.net
アットホームな披露宴にあこがれた新婦が選んだ会場は
純和風といえば聞こえはいいけど、古民家というよりもボロ屋敷
天井が低くて設備も古い
そんな会場で新婦が自作の映像を壁に流した
横長の会場の左側に。
でも前述の通り、天井が低い&設備が古いため
左側に席があった人は見やすかっただろうけど、半分から右側にかけて座っていた人たちは
左側の人の頭で映像が隠れてしまい、ほとんど何も見えず音声しか聞こえなかった
しかも新婦が作った映像というのが、パロディ的なもので
アクション洋画を切り張りした映像に新郎を褒めちぎるテロップを日本語訳として入れたもの
でもその肝心のテロップが隠れて見えないから半分~右側の人にとっては意味不明な映像
そんなのを立て続けに4本も流したらさすがに飽きる
最初はニコニコ映像を見ていた左側の人たちも、3本目が始まるころには食事に専念していて
誰も笑わず拍手もせず会場に流れるのは食器の音と俳優の流暢な英語だけ(時々銃声や爆発音)
それで終わったかと思ったらまた今度は新郎と新婦のおいたち映像、
新郎が新婦にプロポーズしたときの再現映像など、とにかくなんでも映像映像で
司会の人も会場の雰囲気が冷め切っているのに「次も新婦様の手作り映像です!」と
進行するのがつらそうだった
不幸だったのは新婦が映像制作系の会社務めだったこと
招待客の余興も映像&映像&映像祭りで出来の悪いクソ映画見るよりも疲れた
新婦はあまりのウケなさを気に病んで泣いて「そんなにつまんなかったかな」って。
そうじゃなくてそもそも見えなかったんだよ
やりたいことと会場の設備が合ってるかどうかの確認って大事だなと思った
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