日. 11月 24th, 2024

692 :修羅場な話 2015/11/09(月) 03:42:42 ID:KzJ+BuCG.net
叩かれるの覚悟で。

私の家は私以外が末っ子。
父も、母も、二人姉妹なので、妹も。

父親が苦労して育ったらしく、私たちには苦労させたくないと、それなりにワガママさせてもらった。
もちろん度が過ぎると怒られていたが。

そんな家庭だったんだけど、クリスマスの時は、妹には「何が欲しい?」と聞くけど、私は聞かれなかった。でも覚えてなかっただけかもしれない。
それで、毎年しつこいくらいにCMでおもちゃやゲームが流れてきては「これ欲しい」と言ってた。

中二の時。
いい加減、聞かれないのは毎年しつこいからだと思ったので、その年は妹が聞かれてても自分の主張はしなかった。
妹に「これ、お姉ちゃんと二人分な」と妹が欲しがったゲームをあげていた。
私へのプレゼントはなかった。

もう中二だし、別に物が欲しかったわけではなかった。
けど、受験のためのドリルでも、シャーペンの芯一本でも「私のための」プレゼントが欲しくて、その夜は泣きながら眠った。
朝、期待したけど、やっぱり何もなかった。

今でも、疲れてるとあの時のことが思い出されて、声を出して泣きたくなる。
このエピソードと言うよりは、こんなくだらないことがトラウマレベルで思い出されることを墓場まで持っていきたい話。
続きを読む