日. 11月 24th, 2024

806名無しさん@HOME : 2014/12/26(金)13:13:08.12 ID: 0.net

祖父が狩った鹿を母が食べた時 
祖父は猟師の免許を持っていて、
行政から要請が入ると害獣駆除に赴く。 
ある日、祖父が久方振りにウチに来た。それも大量の鹿肉を持って。 
今夜は鍋だぁなんて言っていて、両親も大喜び。鹿鍋に舌鼓を打ちつつ 

「捌いてから日が経ってるから良い感じに熟成されてるな」 
「柔らかいなぁ、これ雌鹿?」 
「ああ、デカかったから仕留めやすかったよ」 

てな感じの会話を祖父と父がしていた。

母はそれを聞いた途端に箸を落とした。 
「え、これ鹿なの?お義父さんが狩った鹿なの?
そんなもの食べさせて病気にでもなったらどうするの?!」 
みたいなことをワナワナと震えながら叫んでいた。
母はトイレに駆け込み吐いた。 
私にも吐かせようとした。 

動物杀殳す野蛮人だとか、
病気になったら訴えるだとかわめき散らして実家に帰って行った。 

祖父はかなり狼狽していた。 

私たちは母の実家に赴き必タヒに説得した。 

杀殳生を楽しむ目的で猟師をしているわけではない。
鹿は人間にとっては害獣。
何の肉なのか伝わってなかったのは謝る。 
祖父、父、母方の祖父母、
私と一家総出で説得して母はようやく部屋から出てきた。 

母は今では鹿肉も平気で食べるようになったけど
当時は何故あんな拒否反応を示したのだろうか?
母に聞いてみたけど自分でもよくわからないとのこと 
育児に仕事とストレスが溜まっていたのかもしれない。


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By mbusa