月. 11月 25th, 2024

304: おさかなくわえた名無しさん 2018/11/01(木) 00:33:26.55 ID:+DReI00D

うちの会社であった修羅場 
昨年うちの部署に来た
新卒の女の子Aがずっと部署の責任者Bからパワハラされてた。 

Aの家庭環境は悪く、幼い頃父が他界。
金銭面に苦労した母親は過労で倒れ、
Aは親戚に預けられていた。そのうち母親も自杀殳。
親戚の家で育てられ、
奨学金を借りてそこそこの大学へ入学。

これをBに配属当初からからかわれ、 
「生まれてこなかった方が良かった」 
「あなたのギョロついた目は
 親に愛されなかった人の目(普通に目がぱっちりしてるだけ)」 
「あなたは普通じゃない、
 本来なら社会に出ては行けない、夜の店が妥当」 
と散々な言葉をニコニコしながら話す。 
Aもいつもニコニコして、 
「仰る通りです」 
という。 
皆Aが我慢してくれてるんだと思い、
社長に訴えてBの言動を諌めて貰おうとしたがダメだった。 
Aは良い子で、仕事も頑張ってくれた。 
だから余計腹が立った。 
 
でも話の内容が内容だけに、
本人に聞いたり話したりすることが中々できなかった。 
そんな感じで半年たった時、Aと2人で飲む機会があった。
仕事の愚痴とか恋愛話で盛り上がってたところ、
Aが突然 
「私、普通になれましたか?」 
とニコニコしながら聞いてきた。 

聞いてみると、 
・Bさんに言われる前から、
 自分は普通の家とは違う環境で育ってきたというコンプレックスがあった 
・Bさんはそれを見抜いて指摘してくれて、
 普通の女忄生にしようと努めてくれている 
・時々Bさんにはお礼のメールを送っている 
・自分も努力しているけど、普通の基準がイマイチ分かってない 
・周りの人がが認めてくれるような女忄生になれたか気になる 

とこれまたはにかんで話してくる。 
ああ、この子は普通になりたくてずっとBの言葉を間に受けて、
懸命に頑張ってたんだと思うと凄く泣けた。

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By mbusa