金. 11月 22nd, 2024
864 :ちわわ 2016/10/25(火) 04:38:28 0.net
小学校の卒業式の後、母親と電車に乗って祖父母の家に向かっていた
その車中で、見知らぬ女忄生が母親に話しかけて来た
母の知り合いだと思って、挨拶した
母親が、その女忄生から見えない位置で私の腕を強くつかんだ
でも顔は女忄生の方を見たまま、にこやかに当たり障りなく対応している
会話を聞いているうちに、あれ?もしかしてこの人、母の知り合いじゃない?初対面?って気が付いた
電車が駅に停まり、女忄生が手を振りながら降りて行った
母はずっと緊張していた
電車が動き出すと、母が「車掌さんを呼んでください」って言って
やって来た車掌さんに、さっきの女忄生の特徴と降りた駅名、女忄生がずっと手を入れたカバンの中でカッターを握っていた事を告げた
母は背が高く、その日はスーツに合わせてヒールのある靴を履いていたので
私とさほど背が違わない女忄生のカバンの中が見えたらしい
私は、母が半ば身体で隠すように女忄生から遠ざけられていたので女忄生がカバンに手を入れていたことも知らなかった
とにかく相手を刺激しないように、にこやかに話を合わせながら
私を守ろうと必タヒだった母の修羅場
ちなみに母と女忄生とは全く面識なしだった
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