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624 :鬼女日記 2012/02/03(金) 18:33:38 O
うちのトメは義実家で長く1人暮らしだったけど、年とって体が弱ったのでトメ姉のいる終身医療老人施設に入所したいって言い出した。
それは大歓迎だけど、問題はトメの手持ち金じゃ施設の入所金に少し足りない事。
トメは義実家を売ろうとしたけど、不動産の動きが無い地価のやっすい地域なので、売ってもギリギリで足りるかどうか微妙。
それで夫と義兄は「土地をあげるからどちらか少し援助してくれないかな」って打診された。
義兄は「これから学費がかかるし、マンション取得して金無いから無理、安い土地を貰っても荷物になるだけ」と断固拒否。
うちは子無しだけど、夫は私実家の跡取り確定(故私両親と養子縁組済み)で、将来的に私実家の土地に家を建てる予定でお金を貯めてるとこ。
それを義兄夫婦も知ってるので「そっちは小金持ってるだろうから、あるやつが出せ」って言い張った。
義兄夫婦は義実家近居で、今までトメの様子見と称して、ほぼ連日義実家でただ飯食って風呂入って翌朝の食材まで持って帰ってた。
様子見やご機嫌伺いって名目とうらはらに、義兄子の園のお迎えから洗濯物までトメに丸投げしてた。
トメも始めは孫相手に楽しんでたけど、それも三人目が生まれ苦行になってきた。
そして義兄嫁は四人目が腹にいるので、年もとったしもう限界って感じで施設入りを希望したのが真相。
結局、夫がを不動産鑑定士に見てもらった価格に色をつけて(実際の買い取り相場より高い)トメから義実家を買って、そのお金と手持ちでトメは入所しできた。
数年前に、中断されてもう無いと思われてた道路計画が復活し、義実家近辺の路線価がプチバブルになった。
天の助けとばかりにすぐ売り払ったら、収支トントンくらいになった。
その後にリーマンショックで呆気なく地価下落。
危なかった。
お荷物の義実家も無くなり、夫も予定どおり私実家近くの本社勤務に戻り、実家の土地に念願の家を建てることができた。
義兄夫婦を新築披露に呼んだら、義兄嫁から冗談ぽく(だが目はマジ)
「よかったね~、トメから安く買い叩いて高く売り付けたんでしょ。ほらほら~、自分たちだけ得をしたら駄目だよ。いつかバチ当たっちゃうよ」と筋違いな恨み節を頂戴した。
バチがあるなら一番にお前に当たっとるわ。
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