日. 11月 24th, 2024
886 :名無しの心子知らず 2012/06/06(水) 23:20:24 ID:rrdmX8to
カゴも小さいけど店の備品だもんな、窃盗だろ

キチママか微妙な上もう十年近く前の話だけど投下



自分が中学生だった頃の話、家が自営業なんだけど
我が家は小遣いは手伝いをしたら貰えるシステムだった為
俺は開いた時間なんかは店を手伝っていた。
自分には八つ年の離れた弟が居て、その弟も店のお手伝いをしていた
彼は小遣いの為とかでは無くお店屋さんごっこのつもりでやっていたんだと思う。
手伝いと言ってもまだ小さかったから「いらっしゃいませ」とか声をかける程度だったけど
当時の弟は兄の自分から見てもメチャクチャ可愛かった。
実際、弟目当てでやってくる年寄りの客とかも居て。弟は我が家の立派な看板役だった。


そんな俺達兄弟と両親で切り盛りしていた小さな店にある日事件が起こった
その日は何時もよりお客さんが多く来て、俺と母が店の中でお客さんの対応してた。
弟は店の前でオロオロしていたと思う。
今思えば、そんなに多い客では無かった(実際母は坦々と対応してた)
テンパっていた俺は、フト、店の外に目をやると一人の女の人がスーっと小走りに店の前を通り過ぎた
ただそれだけなのに、何やら嫌な予感がした、外に居た弟の声が聞こえない。
俺は弟の姿を確認しようと。一瞬だけと思い、店の外に顔を出した。
すると、さっき通り過ぎた女の人が弟を抱えて、数メートル先を走っていた。
思わず「えええええ?!」と絶叫した俺に店の中に居た母、客と
弟を抱えていた女が一斉に俺を見た。
テンパってた俺は思わず「弟が!弟が!!誘拐!!ゆゆ誘拐!!」叫んだ
続きを読む