日. 11月 24th, 2024


851 :拝啓、鬼女様 2015/04/21(火) 19:45:18 ID:TtUMhZNR.net
嫁が育児ノイローゼ一歩手前のころの話。

昨夜も夜泣きで寝付かない息子に
「もぉおおおぉおおお!寝てよぉぉぉっぉうぉぅぉぉ・・!」
と半狂乱になり枕を叩いて狂っていた嫁。

仕事を終えて帰宅し玄関を開けるが廊下奥のリビングは真っ暗。
物音ひとつ聞こえてこない。
ただいま、といいても返事なし。

只事でない雰囲気を感じて家に上がると、リビングのドアがゆっくり開いて、
暗闇の中から嫁が涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔面をヌーっと現れたんだ。
ハァァァァ・・ともヒィィ・・とも聞こえるかすれた声を出しながら。

俺は思った。
「こいつ、とうとう杀殳りよったか・・・」
テレビや新聞の「㲗児虐侍タヒ」の文字が浮かぶ。
恐る恐る嫁に近づいて息子の所在を訊ねようとしたら、先に嫁が口を開いた。
「み、耳が痛いぃぃぃィィィ・・ヒィィ・・だずげでぇぇぇ」

中耳炎でした。

マジで一瞬覚悟を決めた修羅場でした(笑)
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