日. 11月 24th, 2024
6 :殿堂 2017/02/17(金) 00:27:24 ID:UTZBDnAT.net
私が住んでいるのは三大都市のひとつの都市なのだが、家は自営業で普通の家と比べたら多少大きい家で、近所でも有名だ。
特に祖父母の近所付き合いがかなりよく、バスに乗っていたり、すれ違うだけであいさつされたり、喋りかけられたりする。
私は国公立大の医学部看護学科の1年で、祖父母の友人、ご近所さんはほとんどの人が知っている。
ある日、大学が休講だったため昼過ぎにバスに乗っていた。
一人席に座り外を眺めていると、私が乗車したバス停の次のバス停(次のバス停も同じ学区)で50代のBBAが乗ってきた。
優先席は空いていたが、そのほかの席は空いていなかったため私の目の前にBBAが立った。
しばらくそのまま乗っていると、あるバス停で20代の若い女忄生が乗ってきた。
そのころには優先席も埋まり、立っている人も4.5人はいた。
当然その女忄生も吊革につかまりバスが発進した。
私はその女忄生のバッグにマタニティーマーク(おなかの中に赤ちゃんがいますと書かれたタグ)がついていることに気が付いた。
見た目はほとんどお腹は膨らんでいないため、ぱっと見では妊婦とはわからない。
妊婦に席を譲るのは当然だが、今普通に席を立てばBBAが座るのは目に見えていた。
そのため背負っていたリュックを座席に置いたまま立ち上がって女忄生のもとへ行き声をかけた。
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