241 :殿堂 2013/11/04(月) 16:28:47 0
俺は養子だった
そして中学の時、養父母の実の息子が家に戻ってきた
養父母は一人息子を出産後、跡継ぎのいない本家に子を差し出した
半年後、親戚の娘(十代後半)が未婚で出産した話を聞き
親戚を説得、その赤子=俺を貰い受けた
ところが長年の不妊治療の末、本家に念願の実子が誕生
不幸にも男子で、役目を失った養父母の息子(以下A)は実家に戻されることに
養子であると、一度も思い至らないほどには、愛されていたと思う
しかし実子にはやはり及ぶまいのか、Aを優先したいと養父母に告げられた
Aはその一件以来荒んでいて、養父母にも反発していたが、特に俺に対して敵愾心を示していた
明確に扱いが変わったわけではないが、部屋を離れに移されて、食事は一人其処でとることに
俺も遠慮してあまり声をかけなくなった
一段下の扱いになった俺にそれでも満足できないAがいろいろ突っかかってきたけど
養父母は宣言どおりAを積極的にとめず、後から小遣いを多めに渡すだけだった
そして中学の時、養父母の実の息子が家に戻ってきた
養父母は一人息子を出産後、跡継ぎのいない本家に子を差し出した
半年後、親戚の娘(十代後半)が未婚で出産した話を聞き
親戚を説得、その赤子=俺を貰い受けた
ところが長年の不妊治療の末、本家に念願の実子が誕生
不幸にも男子で、役目を失った養父母の息子(以下A)は実家に戻されることに
養子であると、一度も思い至らないほどには、愛されていたと思う
しかし実子にはやはり及ぶまいのか、Aを優先したいと養父母に告げられた
Aはその一件以来荒んでいて、養父母にも反発していたが、特に俺に対して敵愾心を示していた
明確に扱いが変わったわけではないが、部屋を離れに移されて、食事は一人其処でとることに
俺も遠慮してあまり声をかけなくなった
一段下の扱いになった俺にそれでも満足できないAがいろいろ突っかかってきたけど
養父母は宣言どおりAを積極的にとめず、後から小遣いを多めに渡すだけだった