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284 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2006/11/13(月) 09:19:05 ID:j0Xkexhw
小学生高学年の頃、イジメられていた。
主犯格は成績優秀で運動神経も良い、同じクラスの女。
逆上がりも出来ない運動音痴で、頭の出来も底辺の私は彼女と同じ塾に通っていた。

彼女は塾でも人気者で、その人気者の彼女は塾でも私を苛め始めた。
教師や講師にも相談したが、イジメはかえって激しくなるばかりだった。
さらに、私の母親は典型的な教育ママで、相談しても「甘えるな」と叱られるばかり。
精神的に追い詰められた私は、タヒぬことばかり考えるようになった。
それを感じたのか、主犯格の女は「タヒねよ」と罵倒してくるようになった。
私は本当にタヒんでしまおうとも思ったが、彼女の嬉しそうに罵倒する様を見て
「どうせタヒぬならコイツをぎゃふんと言わせてからにしよう」と思った。

それから私はひたすら勉強するようになった。寝る間も惜しまなかった。
夕飯の最中にも勉強していた。学校の成績はみるみる上がった。
イジメはますます激しくなり、学校ではうかつにトイレにも行けなくなった。
それでも気にせず勉強した。頭には十円ハゲができた。母は喜んでいた。
塾でトップの成績になった時には、もう何をされても気にならなくなったし、イジメは収まってきていた。
ちょうど受験シーズンで、イジメる側も余裕が無くなったからだと思う。
私は母や塾の意向もあって有名進学校を6校ほど受けた。全部合格した。
主犯格の彼女はというと、全滅。

翌朝、登校した私は、取り巻き(もう3人しか残っていなかった)に慰められている彼女に
優しく声をかけた。
「大変だったね。イジメなんて暇な事してるから全部落ちたんだよ。」
そんな私と彼女を見て、取り巻き以外のクラスの人間はみな私に話しかけてきた。
「イジメてごめんね」「あの子の言う事聞かなきゃいけなかったから・・・」などと言っていた。
こういう馬鹿共と同じ中学に行かずに済むということは救いだった。
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