去年の夏の話です
トメは小金持ちの一人っ子で我儘邦題に育てられたにわかお嬢
初顔合わせ時、トメの言葉遣いや立ち居振る舞いがそれなりだったもので
私もつられて猫かぶっておしとやかにしていた
で、結婚してからトメが急に私を顎で使ったり、チクチク言い出すようになった
「私、あまり重い物持てないの。嫁子さん持って。それだけ立派な二の腕ですもの、平気でしょ。」
「私はいまだにお袋の味っていうの分からなくて。嫁子さん今度作って下さる？庶民的なの得意そうだものね。」
みたいな感じのことを会う度に何回か必ず言ってくる
その都度、ウト（優しいけど気弱）や旦那（普通）が嗜めたりフォローするも全く聞く耳持たず、
むしろ男忄生陣が私の味方をしているのが気に食わないらしく、あからさまにむくれるトメ
まぁたまにしか会わないし波風立てるのも面倒だ・・・と内心イライラしつつもスルーしてた
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トメは小金持ちの一人っ子で我儘邦題に育てられたにわかお嬢
初顔合わせ時、トメの言葉遣いや立ち居振る舞いがそれなりだったもので
私もつられて猫かぶっておしとやかにしていた
で、結婚してからトメが急に私を顎で使ったり、チクチク言い出すようになった
「私、あまり重い物持てないの。嫁子さん持って。それだけ立派な二の腕ですもの、平気でしょ。」
「私はいまだにお袋の味っていうの分からなくて。嫁子さん今度作って下さる？庶民的なの得意そうだものね。」
みたいな感じのことを会う度に何回か必ず言ってくる
その都度、ウト（優しいけど気弱）や旦那（普通）が嗜めたりフォローするも全く聞く耳持たず、
むしろ男忄生陣が私の味方をしているのが気に食わないらしく、あからさまにむくれるトメ
まぁたまにしか会わないし波風立てるのも面倒だ・・・と内心イライラしつつもスルーしてた