619 :ロミオ伝説|にちゃんまとめ 2018/12/01(土) 17:59:19 ID:+Bhsi0WVS
スッキリしたオチの無い、キチとの小騒動
田舎と言う程ではないが、少し寂れた町の駅前商店街。そこからちょっとズレた場所で自営業を営む我が家…自宅兼店舗が在ります。
店の前の道は狭く、車での来客は駐禁を取られかねないが、真向かいさんが敷地の一角を月極駐車場にしているので、自家用車とお客用に借りています。
店の客入りは良いとは言い難く、売上増の為に買い物に行くのに不自由な高齢者が多い地域に行商に行く事も多かった。
午前中に大方の仕事を済まし、午後は私に店番を任せ父が出稼ぎ(行商等)に出掛けるといった日々を送っていました。
ある日の昼下がり、この日も私が1人で店番をしている時に1本の電話が入る。それが些細な騒動の始まりでした。相手は高齢のお婆さん…仮にキチ婆とします。
キチ婆「もしもし、〇〇(地区)の△△(苗字)ですが、お父さんいらっしゃる?」
私「いえ、今外に出てます」
キチ婆「御宅のお父さん、何してるか知ってるの?ウチの□□(地区)に住んでる娘の家の敷地に毎日勝手に車を停めに来るんですけど」
私「……は?」
キチ婆「それで朝からずっと家の中を覗いてるのよ」
続きを読む
田舎と言う程ではないが、少し寂れた町の駅前商店街。そこからちょっとズレた場所で自営業を営む我が家…自宅兼店舗が在ります。
店の前の道は狭く、車での来客は駐禁を取られかねないが、真向かいさんが敷地の一角を月極駐車場にしているので、自家用車とお客用に借りています。
店の客入りは良いとは言い難く、売上増の為に買い物に行くのに不自由な高齢者が多い地域に行商に行く事も多かった。
午前中に大方の仕事を済まし、午後は私に店番を任せ父が出稼ぎ(行商等)に出掛けるといった日々を送っていました。
ある日の昼下がり、この日も私が1人で店番をしている時に1本の電話が入る。それが些細な騒動の始まりでした。相手は高齢のお婆さん…仮にキチ婆とします。
キチ婆「もしもし、〇〇(地区)の△△(苗字)ですが、お父さんいらっしゃる?」
私「いえ、今外に出てます」
キチ婆「御宅のお父さん、何してるか知ってるの?ウチの□□(地区)に住んでる娘の家の敷地に毎日勝手に車を停めに来るんですけど」
私「……は?」
キチ婆「それで朝からずっと家の中を覗いてるのよ」