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596 :修羅場な話 2016/10/03(月) 13:52:09 ID:WeEt4n2M.net
親友のことを虫けら程度にしか思っていないこと。

大学から仲良くなり、在学中は遊びに行く時もご飯もアルバイトまでも一緒。
社会人になってお互いが別の地方に就職し、結婚し、子供が生まれた今でも奥さんと子供を置いてお互いの地方に遊びに行ったり飲みに行ったりしている。
もちろん、家族ぐるみで仲良くさせてもらっている。誰から見ても「本当に気の合う男の親友同士」だと思われている。

実は知っている。彼は自分では何も決められない忄生格の持ち主。だからいつもくだらないことで悩んでいる。
だから「んじゃあこうすれば」って突拍子もない無責任な意見を押し付けて楽しんでいる。

大学時代に俺が移動手段欲しくて「車買えば」って言ったら本当に車を買った。
就職先も適当に「ここにすれば」って言ったら本当にそこに就職してしまった。
俺にまとわりついてくる女がいて鬱陶しかったので引き合わせて「結婚前提で付き合ってみれば」と言ったら本当に結婚した。
転勤族で数年単位で転勤するんだけれど、赴任先を「ここにすれば」と観光地ばかり指定してたら本当にそこに転勤してしまった。
宿代わりに使っても嫌な顔一つしない。逆に感謝されているから余計に気持ち悪い。

なんというか、スパスパ決められない忄生格にイライラする。
絶対に本人には言えない。本人は幸せそうだから。
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