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585 :おさかなくわえた名無しさん 2014/01/20(月) 00:11:48 ID:x6kHdhJD
修羅場というか辛かった経験。

10年程前、母親が持病で長期入院した。同居し始めたばかりの俺ら夫婦が交代で
病院にいっている最中に父親が倒れた。
検査結果は進行した大腸がん。一応手術はできそうなので即手術。
母親もかなり状態が悪かったので母親には隠して同じ市民病院に入院。
ニヤミスを恐れる毎日。父親にも本当のことを言えず重めの潰瘍みたいな説明
をした。その後父、母の順で退院したが退院後父の病状を仮の病名のまま母に説明して
結局両親には隠し通した。

2年後、恐れていたんだがやはり父親が再発再入院。今度ばかりは病状を説明せずに
治療は不可能との医師の進言で告知が決定した。

告知前夜、母親に父親の病状を説明しなければいけなくて両親の寝室に向かおう
とするんだが、辛くて向かえない。嫁に促されてなんとか部屋にはいっていった。

親父の病気のことだけど、実は、、

話しているうちに座ったままの母親がうなだれてしまってね。やっと喋ったのが
心配する俺に 一人で寝れるからもういいよ。だった。

次の日の午後、担当の医師の前に父親と俺が二人して座っていた。医師はゆっくりと
病状を父に説明している。みると父の肩が震えていた。気が付いたら父の肩を
左手で抱いていた。親父の肩を抱くなんてそれまで記憶になかった。

告知は辛いね。
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