金. 11月 22nd, 2024
655 :素敵な旦那様 2006/02/03(金) 06:53:46
今年に入ってから、胸が急に痛み始めた。咳も止まらない。
医者に行き、レントゲンを撮ってもらったら、肺に影が写ってた。
医者からCT検査を勧められるも、仕事で時間が取れず、放置してた。
家事と育児に追われる嫁には、余計な心配を掛けたらいけないと思い、
「大した事無いよ。暫く様子見てくださいってさ」と誤魔化した。

ある日、いつもの残業で深夜に帰宅すると、嫁が神妙な顔をしている。
「お医者さんから電話があったけど‥」と切り出した。医者は、CT検査の
事で電話をしてきたらしい。(余計な事を)と思いつつ、嫁に話をした。
「CTだったら会社の検診で希望すれば撮れるし。今年は希望するからさ」
「検診って半年以上も先じゃない。手遅れになる病気だったらどうするのよ」
「今は咳が出るだけだから。そんなに大層な病気じゃないよ」
そんな調子で、喧嘩になった。
「勝手にすればいいじゃない。万が一の事があっても、子供は私が一人で立派
に育てていくから」と嫁は捨て台詞を残して、その日から別々の部屋で寝る事
となった。
ある時、家に置いている「家庭の医学」にしおりが挟んであるページを開けたら、
そこには「肺癌」の事が詳しく書かれていた。
レントゲンの白い影、明確な自覚症状が無い‥、自分に当て嵌まる事が多かった。

それで、検査を受ける事にした。
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