土. 11月 23rd, 2024
49: 名無しの心子知らず 2012/03/22(木) 13:07:43.18 ID:NqQPH9tU
引っ越ししたママに泥されたのが一段落したので書き捨て。

ことの起こりは一本の電話。
保険会社からで、要約すると
「お宅のご家族の保険が、別の会社に移すので解約するから積み立て分を払えと、代理の方が…」

うちの家族は親戚が代理店をやっている関係で、保険関係はぜんぶその会社に入っている。
そのうち生命保険を解約するということらしい。 当然そんな予定もないし、代理人なんて立てた覚えもないので、何かの間違いではないかと回答してその場は終了。

その夜、今度は警察から連絡があり「お宅の親族だと主張する方がお宅の保険証券を持っていて、ほかにも
実印なども持っているのですが…」
相手が警察だし、実印とかまさかと思い貴重品棚を開けようとすると、定位置に鍵がない。
慌てて旦那の持ってる予備鍵で開けると、中にあるはずのものがごっそり減っている。
保険の証券はあるものの印鑑がない。
預金通帳や貴金属類やいろいろ重要なものもない。

こりゃ大変だと通話中にもかかわらずパニックを起こしていると、電話口で
「落ち着いて、あまりそのあたりのものに触らないで下さい、すぐ向かいますから!はい、落ち着いて、ひっひっふー!」
と言われて思わず噴き出し、落ち着いたところで旦那と警察の到着を待ちました。
しばらく待つと警察が本当にやってきて、指紋取りとかいろいろ聞かれたりとかしました。
その間に相手の身元も判明しましたが、引っ越していったママさんだったのです。


実は近所に、事件の数日前に引っ越して行かれた御家族がおりまして、噂ではそこのママさんがすごく手癖が悪くて
ほかのお宅の高価なものを盗んだのがばれて責任をとって引っ越したという話があったんです。
そのママさんとはあまりお話も合わなかったしちょっと離れてたし、町内会にもたまにしか出てこない方だった
ので、ほとんど道であったらごあいさつする程度の方でした。
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