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409 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2017/03/08(水) 00:19:50 ID:VYtvBwxL0.net
5、6歳の頃にタヒ神を見た話。
夜、私は高熱を出して寝ていた。
目が覚めると高熱で苦しかったのが嘘のように頭がスッキリして体が軽かった。
病気が治ったんだと思い、窓を見ると薄明るかったので起きようかまた寝ようか迷っていた。
当時の家の寝室は窓が磨りガラスだったので、外の様子はハッキリは見えない。
窓が2ヶ所あって、1ヶ所は完全な磨りガラス、大きい方の窓は上の方は透明で、グラデーションみたいに下の方になると外が見えないようになっていた。
ふと磨りガラスの窓を見ると、人影が見えた。
2階建アパートの2階に住んでいたので人がいるはずがない。
???となってその人影を見ていると、どうやら2人いるようだ。シルエットというか、真っ黒の影しか見えなかったが、1人は若い男忄生、もう1人は年老いた男忄生という事がわかった。
しかも磨りガラスの方はそれ程大きな窓ではなかったのに全体のシルエットがわかるほど小柄。
まるで影絵を見ているようだった。
何をしているんだろうと見ていると、お爺さんの方が、自分の体よりも大きな大鎌を出して来た。
驚いて目が離せないでいると、そのお爺さんは大鎌を振りかざしそのまま外壁に振り下ろした。
でも、お爺さんの動きは何故かスローモーションに見えていた。スローモーションというか、コマ送りみたいな感じだった。
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