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550 :おさかなくわえた名無しさん 2012/03/25(日) 16:50:09 ID:A92D75L5
以前勤めていた職場であった事。
新入社員の中にスラリと背の高いメガネの似合うインテリ系のイケメンがおり
女忄生社員の間で噂になっていた。
しかし彼は物凄く口の悪い奴で部長クラス以外には「うっせーなテメーは」とか
「御託はいいんだよ。テメーは俺が聞いた事だけ答りゃいいんだこのウスノロ」などと
平然で言うので男忄生社員とは喧嘩になり、女忄生社員はショックで泣き出したりする
人が絶えなかったがコネ入社だったらしくどんなに上に訴えても泣き寝入りに終わっていた。
ある日、課長が彼の席にやって来て仕事の話をしていたのだが、時間が経つに連れて
いつものように彼が「うるせー黙れ」と口調が荒くなり出した。
その課長は小柄でいつもニコニコと笑っている人で今まで彼が何を言ってもスルーして
いたのにこの日は我慢できなかったのか、笑顔のまま突然彼の顔面を毆打。
椅子から吹っ飛び床に倒れてた彼に、何が起こったのか一瞬理解できず皆呆然。
毆られた彼自身も呆然としていると、課長は彼が座っていた椅子を持ち上げ
勢い良く投げつけた。幸い椅子は彼には当たらずに脇をすり抜けて壁に激突して大破。
「おいおい…冗談よせよ」と引きつり笑顔でボソボソ言う彼に「前々から思って
たんだがお前何か勘違いしてるよなぁ?ちょっとこっち来いよ」と彼の襟首掴み、
去り際に「騒がせてゴメンね。皆は普通に仕事再開して」とフロアから出て行った。
1時間後、顔中ボコボコに腫れ上がった彼とニコニコ顔の課長が戻ってきた。
彼はその後別人のように静かになった。
とにかく怖かったのはその課長が最後まで笑顔だった事。
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