184 :修羅場な話 2007/03/27(火) 18:30:54 ID:BS7pldl2
子供の頃、自転車に乗り始めた頃、行動半径がぐっと広がって楽しかった
ので、友達と数人で出かける方向だけ決めて、いろんな所へ出かけていた。
ある日、友達と二人で出かけていた時、見知らぬ町で、首輪のついた犬が
僕たちの後を追いかけてきた。デカイ犬だ。秋田犬だったと思う。
僕たちは怖くって逃げまくり、ヘトヘトになるまで自転車をこいだんだけど、
その犬は足が速くてずっとついて来る。で、近くに来るとちょっと離れた
所にチョコンとお座りをするんだ。なので、僕たちは「別に襲ってきてる
わけじゃないな」と気がついて、少しずつ近寄ってみた。
そしたらシッポを振って「ハァハァ」と近寄ってきて、前足両足とも上げて
ガバッと友達を押し倒した。友達は「うわーっ」って言っていたが、犬は
クンクン匂いをかいで、ペロペロとなめだした。僕は「もしかすると遊んで
欲しいのかも」と思って、持ってきていた菓子パンをあげたら、クンクンと
匂いをかいで、ムシャムシャとあっというまにたいらげた。
面白かったので、しばらく一緒にその犬と遊んでいたんだけど、夕方に
なったので、そろそろ帰らなきゃ、と思い、バイバイしようと思ったんだ
けど、犬はずっとついてくるので、友達と相談して、飼い主を探してみる
事にした。
僕たちは、一軒一軒その周辺の家を回って、「この犬の家知りませんか」
と訊いて回っていたんだけど、「いやー、しらんねー。僕らどっからきたんや」
とか言われてなかなか見つからなかったんだけど、しばらくすると軽トラの
オジサンが通りかかって、「おー。いたいた。僕らどうしたんやこんな時間まで」
「ずっと探しとったんやわ。ありがとうなー」と言われた。
そして、オジサンは犬と自転車2台を軽トラの荷台に載せて、ぼくらの家まで
送ってくれた。帰りが遅くなったけど、おかげで僕らは親とかには怒られなかった。
スッとするかどうかわからないけど、今の僕のすごくいい思い出になっている。
ので、友達と数人で出かける方向だけ決めて、いろんな所へ出かけていた。
ある日、友達と二人で出かけていた時、見知らぬ町で、首輪のついた犬が
僕たちの後を追いかけてきた。デカイ犬だ。秋田犬だったと思う。
僕たちは怖くって逃げまくり、ヘトヘトになるまで自転車をこいだんだけど、
その犬は足が速くてずっとついて来る。で、近くに来るとちょっと離れた
所にチョコンとお座りをするんだ。なので、僕たちは「別に襲ってきてる
わけじゃないな」と気がついて、少しずつ近寄ってみた。
そしたらシッポを振って「ハァハァ」と近寄ってきて、前足両足とも上げて
ガバッと友達を押し倒した。友達は「うわーっ」って言っていたが、犬は
クンクン匂いをかいで、ペロペロとなめだした。僕は「もしかすると遊んで
欲しいのかも」と思って、持ってきていた菓子パンをあげたら、クンクンと
匂いをかいで、ムシャムシャとあっというまにたいらげた。
面白かったので、しばらく一緒にその犬と遊んでいたんだけど、夕方に
なったので、そろそろ帰らなきゃ、と思い、バイバイしようと思ったんだ
けど、犬はずっとついてくるので、友達と相談して、飼い主を探してみる
事にした。
僕たちは、一軒一軒その周辺の家を回って、「この犬の家知りませんか」
と訊いて回っていたんだけど、「いやー、しらんねー。僕らどっからきたんや」
とか言われてなかなか見つからなかったんだけど、しばらくすると軽トラの
オジサンが通りかかって、「おー。いたいた。僕らどうしたんやこんな時間まで」
「ずっと探しとったんやわ。ありがとうなー」と言われた。
そして、オジサンは犬と自転車2台を軽トラの荷台に載せて、ぼくらの家まで
送ってくれた。帰りが遅くなったけど、おかげで僕らは親とかには怒られなかった。
スッとするかどうかわからないけど、今の僕のすごくいい思い出になっている。