日. 11月 24th, 2024

109 :修羅場な話 2007/05/11(金) 16:59:24 ID:F0H4EKUY
かれこれ10年くらい前の話。

当時、小田急線と埼京線で通勤していた私は
連日のように癡漢に遭遇していて、かなりイラついていた。
で、その日も満員電車でぎゅうぎゅうになっていた所、尻に違和感。
(癡漢・・・?いや、でもカバンか何かが当たっているのかも)
と、何とか体をずらしてみたが、ぴったり当たって何度ずれても離れない。
(これは間違いないな)
今までの癡漢被害もあった分、猛烈に腹が立ってきたところで新宿駅に到着。
ドアが開くと同時に、尻に当たっていた手を掴んでオッサンを引き寄せホームに降り
「テメー、人のケツ触ってんじゃねーよ!!」と胸ぐらを掴んだら、Yシャツのボタンが飛んでいった。
オッサンは「すいません、すいません」と平謝り。
「謝るくらいなら初めから癡漢なんてすんじゃねー!オラ、カバンよこせよ!」
オッサン逃走防止の為にカバンを取り上げ、鉄道警察へ向かう。

涙目で「許してください」を繰り返すオッサンを引き連れてホームを歩いていたら
突如、怪しい白人系の外国人が近寄ってきて、カタコトの日本語で
「コノ人ニモ家族ガイルンデス、許シテクダサイ」とか言い出した。
「オマエには関係ないだろうが!余計な口挟むな!!」
「コンナニ大勢デ恥ズカシイノダカラ反省シテイルハズ」
「うるさいっ、そんなの関係ないだろ!」

何故か見知らぬ外国人と口論になってしまい(部外者のくせにしつこい)困っていたら
大学生くらいのお兄さんが近寄ってきて、通訳に入ってくれた。
ここでの細かいやり取りは忘れてしまったのだけど、このお兄さんのおかげで
ようやく謎の外国人を追い払う事ができて、ふと周りを見たら
少し遠巻き気味にギャラリーが50人位いて腰が抜けそうになった。
階段の途中で口論していたので、ステージの上にいるみたいでムチャクチャ恥ずかしかった。

この後、お兄さんがオッサンを連れて警察まで付き添ってくれて、無事警察に引き渡す事ができた。
お兄さんにお礼を述べると「気にしないで」とにこやかに去っていった。
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