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936 :育児まとめニュース 2016/05/13(金) 11:59:39 ID:NQX
結婚して少し経ち、旦那と「そろそろ子ども欲しいよね」と話してた頃、
会社の人事総務部に産休育休の取得方法などについて幾つか訊きに行った。
うちの会社は全般に女忄生が多く、快く取得について色々教えてくれた後、「良かったら、
出産して復帰してる先輩社員と話してみる?うちの会社はそういう場を作ってるんだ」と言われ、
是非にとお願いした。

日取りが決まり、後日会社の社食で、育休から復帰してバリバリ働いてる先輩方と話せた。
妊娠を上司に報告する時期の考え方、産休育休を取る際の周囲との協調の方法、妊娠・育児の辛さと楽しさ、
保育園探しの方法や苦労と色々話が聞けて、本当に勉強になった。
話も弾んでアッという間に時間が過ぎてしまった。

別れ際に「今日は本当にありがとうございます。勉強になりました。もっともっと色々聞きたかったです」
と言ったら、その場に立ち会ってた人事の女の子が先輩に頼んでまたそういう場を作ってくれた。
喜んで次も参加したら、次にはもう一人参加者の女忄生社員Aさんがいた。
Aさんは前の集まりの場を社食で見かけて、「自分も聞きたい」と人事に希望したのだという。

で、その会が始まり出したら、Aさんはやってくれた。
「育児の○○が大変~?えーそんなこと子供作る前に考えなかったんですかー?」
「そんな生活スケジュール、子供が早起き過ぎてかわいそうー段取り悪くないですか?」
「~~って子供の不安の表れらしいですよ。子供のこと抱きしめてます?」
「発育が遅いって、先輩が育児をサボったってことですよね?」
「発育が早いって、自分のために子供をせかして育てた、早く成長しろと脋迫したってことですよね」
「平均じゃないって異常があるってことですよね」
「あー子供は親を選べないからー」

繰り返す爆撃に先輩たちの顔が見る見る曇って来たので、これはやばいなと思ってたら、
人事の女の子が笑顔で、「Aさんて子育てに詳しいんですね。お子さんいないのに。
そういう学問とかされたんですか?」と訊いた。
Aさんが渋い顔で「してないけど」と答えたら、
「じゃあ○○さん(私)のために、Aさんは黙って聞いていてくれますか?
Aさんの子育て蘊蓄は結構です。泳いだことない人から水泳教わろうって人間はいません」
と笑顔を崩さず言い放った。

それ以降Aさんは赤黒い顔して黙った。
あーこの人事の子は出来る子だなーと感心した。
その後子供が出来て、先輩との場で教わったアドバイスはどれも役立ったが、
小梨コトメに育児のことをしつこく口出しされた時にはその人事の子の言葉が大変役に立った。
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